2025/09/01
【納品事例】青森県に乾熱処理機・黒にんにく製造機(統合制御盤仕様)を納品しました

一つの制御盤で、乾熱処理、黒にんにく製造の両立。
納品概要
青森県のにんにく生産者様へ、当社の乾熱処理機と黒にんにく製造機を 一体の制御盤で統合制御する仕様にて納品しました。
現場の運用に合わせ、両機を同時稼働できる構成とすることで、日々の作業効率と安定稼働性の両立を図っています。
システムの特長(堅実・信頼の運用設計)

- 統合制御:1つの制御盤から乾熱処理・熟成工程を一元管理。操作系統の統一でヒューマンエラーを低減。
- 同時稼働:乾熱処理機と黒にんにく製造機を並行運転可能。設備稼働率の最大化に貢献。
- 監視性向上:稼働状況・温湿度などの主要パラメータを集約表示(仕様に応じてアラーム・ログ対応)。
- 保守の容易さ:盤内を標準化し、点検・部品交換・将来の拡張に配慮したレイアウト。
導入機器の処理能力

機器 | 1回あたりの処理量 | 主な用途 |
---|---|---|
乾熱処理機 | 360kg | センチュウ対策 |
黒にんにく製造機(600kgタイプ) | 600kg | 黒にんにくの製造 |
導入効果

- 生産計画が立てやすい:並行運転で仕込み〜仕上げのリードタイムを短縮。
- 人手負担の平準化:操作・監視の集約で担当者の巡回・記録作業を削減。
- 品質の安定:工程ごとの条件を再現性高く運用し、ロット間のばらつきを抑制。
今後のサポート
納品後も、稼働データに基づく運用チューニングや定期点検をご提案します。 現場に即した設定最適化や増設・拡張のご相談も承ります。
また、今回は360kgタイプの乾熱処理機と600kgタイプの黒にんにく製造機を導入いただきましたが、
お客様のご希望に応じて処理量やサイズをカスタマイズすることも可能です。